ヤマハは欧州にて、125ccのデュアルパーパスモデル「WR125R」を2025年9月に発表した。EICMA2025にも展示されていたこの車両を見ていこう。▶▶▶写真はこちら|ヤマハ「WR125R」(72枚)ヤマハ「WR125R」欧州仕様・2026年モデルの特徴YAMAHA WR125R 欧州仕様・2026年モデル総排気量:125cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 シート高:875mm 車両重量:138kgコンセプトモデルの正体が明らかに! 新型125ccトレールが発表モーターサイクルショー2025のヤマハブースにこっそり展示されていた「オフロードカスタマイズコンセプト」。これをきっかけに国内でも軽量トレール導入への期待感が高まっているが、そんな折、ヤマハは125ccオフロードモデル「WR125R」を海外で発表した。このモデルは、若いライダーをターゲットとして、街乗りとオフロードとを気軽に楽しめるデュアルパーパスモデル。搭載されている排気量125ccの水冷単気筒エンジンは可変バルブタイミング機構(VVA)を備え、低~中速域ではトルク感のある走りを実現する。最高出力は11PS/10000rpmを発揮し、高回転域でのパンチも効いた仕様だ。画像: ヤマハ「WR125R」欧州仕様・2026年モデルの特徴足まわりはフロントに41mmのKYB製フォーク、リアにリンク式モノショックを装備。ストローク量は前215mm・後187mmとゆとりがあり、未舗装路でもしなやかな乗り心地を提供してくれる。タイヤは同社のアドベンチャーモデルと同じ、前21インチ・後18インチの本格的なセットアップだ。そのほか、シートはライディングポジションの自由度が高いフラットな形状。シート高は875mmの設定となる。メーターは、スマートフォンとの接続機能を備えた多機能LCDメーターを装備。「MyRide」アプリを介して車体とスマートフォンとの連携が可能だ。ちなみに米国での販売価格は3999ドルで、日本円に換算すると大体60万円くらい。日本市場での正式な発売アナウンスはまだないが、手頃で軽量、しかも原付二種のトレールモデルとなればとても貴重で、国内導入への期待は高まるばかり。今後の動きに注目だ。ヤマハ「WR125R」欧州仕様・2026年モデルのカラー・人気投票ヤマハ「WR125R」欧州仕様・2026年モデルの動画・写真ヤマハ「WR125R」欧州仕様・2026年モデルのスペックまとめ:大冨 涼ヤマハ「WR125R」関連のおすすめ記事ヤマハブースに展示された謎の「オフロードカスタマイズコンセプト」とは何なのか? - webオートバイ【撮影レポート】「オフロードカスタマイズコンセプト」モーターサイクルショー2025- webオートバイwww.autoby.jp