エルフXは従来のバイクの限界に挑戦した1978年世界選手権500に出場名声ある成績は残せなかったが、二輪車の歴史にその名を刻んだエルフXの特徴は、シャシーとサスペンションの設計に対する先鋭的なアプローチにあった。エルフXのフロントサスペンションには、片持ち式が採用された。ELFと有名なエンジニア、アンドレ・ド・コルタンゼのコラボレーションによって設計された。モノコックフレームを採用し、軽量化を図った。エルフXに搭載されたエンジンは、当時のコンペティションから派生したものだ。直列4気筒エンジンを搭載。エアロダイナミクスの効率とコントロール性を最大限に高めるように設計されている。憧れずにはいられない大胆なバイク