ロイヤルエンフィールドから、650cc並列2気筒エンジンを搭載する「ブリット650」が発表された。早速気になる詳細を見ていこう。まとめ:石神邦比古▶▶▶写真はこちら|ロイヤルエンフィールド「ブリット650」ロイヤルエンフィールド「ブリット650」の概要ROYAL ENFIELD BULLET 650 欧州仕様総排気量:647.95cc エンジン形式:4ストロークSOHC単気筒ロイヤルエンフィールドの伝統モデル「ブリット」が650ccで登場1932年から続く老舗メーカー・ロイヤルエンフィールドの「ブリット」シリーズに、新たなモデルとして「ブリット650」が加わることが発表された。ブリットは耐久性と信頼性を特徴とし継続的に進化してきたモデルで、モーターサイクリングの本質」を体現するモデルとして、時代を超えて支持されてきたシリーズ。現在は「ブリット350」をラインアップしており、日本国内でもクラシックテイストの現行モデルとして人気を集めているが、今回そこに排気量650ccの並列2気筒エンジンを搭載した大型モデルが投入されたことで、ラインナップが拡充された。画像: ロイヤルエンフィールド「ブリット650」の概要今回発表された新型の650も、こうした由緒正しきコンセプトを受け継ぎ、シンプルな外観と上質なフィニッシュを維持している。スタイリングは、従来のブリットのDNAを踏襲した象徴的なタイガーランプ、ヴィンテージ調の3Dウイングバッジなどが採用され、タンクには手描きのピンストライプが施される。量産車ながらこうした手間のかかった仕上げを施しているところがロイヤルエンフィールドの魅力のひとつだ。フレームはロイヤルエンフィールドの650シリーズの流れを汲んだ、スチール製チューブラー・スパインフレームを採用。そこに最高出力34kW、最大トルク52.3N・mを発揮する647.95ccのSOHC並列2気筒エンジンを搭載し、滑らかな加速と力強さを両立。ミッションは6速で、スリッパークラッチも装備している。足まわりはフロントにΦ43mmのテレスコピックフォーク、リアにツインショックを採用したオーソドックスな構成。タイヤはフロント19インチ、リア18インチのワイヤースポークホイールを装着し、ブレーキには前後油圧式のディスクブレーキを採用。2チャンネルのABSも標準装備している。画像1: ロイヤルエンフィールドが新型「ブリット650」を発表!650cc並列2気筒エンジンを搭載した期待のヘリテイジモデル【2026速報】アナログとデジタルを融合したインストルメントパネルも、変わらずヘッドライトカバー埋め込みタイプだ。現代のバイクらしく、USB Type-Cのアクセサリー充電ソケットが用意されている。現時点では発表されたばかりで、国内導入のアナウンスはまだないが、他の650シリーズ同様、いずれ日本でも販売される可能性は高そう。今後の展開を楽しみに待ちたい、期待の1台だ。ロイヤルエンフィールド「ブリット650」のカラー・人気投票キャノンブラックバトルシップブルーロイヤルエンフィールド「ブリット650」の動画・写真ロイヤルエンフィールド関連の記事はこちら【インプレ】ロイヤルエンフィールド「クラシック650」(2025)- webオートバイ【インプレ】ロイヤルエンフィールド「ベア650」(2025)- webオートバイ【インプレ】ロイヤルエンフィールド「スーパーメテオ650」(2023)- webオートバイ▶▶▶2026年モデルの速報記事はこちら www.autoby.jp