101万人を動員し、大盛況のうちに閉幕したジャパンモビリティショー2025。ベストカー編集部員の間ではおおむね好印象だったが、自動車評論家の目にはどう映ったのか。鈴木直也氏、国沢光宏氏、渡辺陽一郎氏がJMS2025について語る。※本稿は2025年11月のものです文:鈴木直也、国沢光宏、渡辺陽一郎、ベストカー編集部/写真:日産、ホンダ、マツダ、ベストカー編集部初出:『ベストカー』2026年12月26日号【画像ギャラリー】評価真っ二つ!! ジャパンモビリティショー2025で賛否両論だった出展車3台(16枚)ジャパンモビリティショー2025総括座談会!!開催期間中、101万人が来場したジャパンモビリティショー2025 ジャパンモビリティショー2025は、2025年10月30日から、同年11月9日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、101万人が来場。JMSとして初開催となった2023年の111万2000人には及ばなかったものの、目標であった100万人は突破。 ベストカー編集部員の間では、前回よりもクルマ濃度が濃くて熱かった、というのがもっぱらの評判だったが、ベストカーが誇る三名の自動車評論家、鈴木直也氏、国沢光宏氏、渡辺陽一郎氏はどのように評価するのか?愛ゆえの苦言&放言!? JMS2025にもの申す!!新型日産 エルグランドはデザイン含め賛否あるが、JMS2025の主役の一台ベストカー:今回のJMSはどんなショーだと感じましたか?鈴木:最近俺、海外のモーターショーをいろいろ巡り歩いてるけど、2025年に行ったモーターショーでは、中国は別格としても、それ以外では一番盛り上がっていたし、コンセプトカーも多数出展されていた。 世界的に見てもJMSはかなり上位にランクされるじゃんと思った。世界のモーターショーランキングのなかで、ヨーロッパはボロボロだし、アジアはトレードショーだから、コンセプトカーとか少ない。JMSは頑張ったし、いい感じだと思った。国沢:コンセプトカーが多く出ていて盛り上がっていたのはいいけど、報道する側がもう少ししっかりとしないとだめだと感じた。 コンセプトカーに文句つける気はないけど、市販前提車などについては、オールウェルカムというのではなく、しっかり評価すべきだと思う。(編集部註:国沢氏は新型日産 エルグランド、ホンダ0 α、新型マツダ CX-5について評論家、マスコミが正直な評価をしていないとご立腹。国沢氏はこれらのモデルを高く評価していない)。ホンダの新世代BEVの0シリーズは3台出展。αは早ければ2027年に日本発売開始渡辺:私の場合、コンセプトカーよりも、ランドクルーザーFJといった、近々出るクルマに注目した。実際にユーザーが期待する注目度が高いモデルが多かったのが、開催期間中に101万人を動員して盛り上がった要因だと思う。国沢:今回のJMSで残念だったのは、アメ車ブースみたいなのをなぜ作らなかったのか、という点。 アメリカのメーカーが出展していないけど、アメリカにはこんなクルマが売っているというのを来場者にアピールするだけでも、対アメリカということでは重要だったと思う。鈴木:それ妙案だね。でも、国沢氏のように頭が柔軟な人間が運営サイドにいなかったってことだね。