都市生活とアクティブな趣味を支える、実力派SUVが揃う国産市場の現在 現代の自動車市場において、SUVは単なる悪路走破のための道具ではなく、日常生活や趣味を支える万能な存在として定着しました。 とくに、取り回しの良いボディサイズと高いアイポイントを持つモデルは、都市部での運転のしやすさを提供し、長距離の移動シーンでも重宝されます。【画像】超カッコいい! 3選で紹介した国産SUVを写真で見る(50枚以上) 今回は、街中での走行性能とレジャーでの汎用性を高い次元でバランスさせ、全方位で活用できるモデルを3車種取り上げます。●ホンダ「ヴェゼル」 まず紹介するのはホンダ「ヴェゼル」です。 ヴェゼルは、2013年の初代登場以来、コンパクトSUVの先駆けとして市場を牽引し、2021年に現行の2代目へと進化しました。ホンダ「ヴェゼル」 エクステリアは、クーペのようなシルエットをベースに、サイドの水平なラインによって力強さを表現したプロポーションが特徴です。 インテリアは、乗る人全員が快適に過ごせるよう水平基調のデザインが採用され、乗員に開放感をもたらすよう工夫された設計が追求されています。 そして、パワートレインは、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を主力とし、市街地ではモーター走行、高速走行ではエンジン走行と、効率の良い駆動方式を自動的に切り替えます。 機能面では、最新の「Honda SENSING」を全タイプに標準装備し、フロントワイドビューカメラと前後ソナーセンサーによって安全運転をサポートします。 なお、価格は、ガソリンモデルの「G」が275万8800円、ハイブリッドモデルは「e:HEV X」の299万8600円から「e:HEV RS」の396万8800円、「e:HEV Z・PLaYパッケージ」が369万9300円から391万9300円という設定です。続いてはスバルとトヨタの実力派SUVを紹介●スバル「クロストレック」 次に紹介するのはスバル「クロストレック」です。 クロストレックは、以前は「XV」という名称で展開されていたモデルの系譜を継ぐもので、2022年に名称を世界共通のものに統一して登場しました。スバル「クロストレック プレミアム S:HEV EX」 エクステリアは、スピード感のあるプロポーションと、遊び心を感じさせるタフなディテールを組み合わせた造形となっています。 また、インテリアは、11.6インチの大型センターディスプレイを配置し、スマートフォンとの連携機能を高めた直感的な操作環境が提供されています。 そして、パワートレインは、2リッター直噴エンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」に加えて、新開発の2.5リッター「スバルストロングハイブリッド」を搭載するモデルを設定しています。 また、機能面では、3つのカメラで広範囲を監視する最新の「アイサイト」を採用し、高度運転支援システム「アイサイトX」による渋滞時の負荷軽減にも対応しています。 なお、価格は、e-BOXERモデルの「Touring」が301万4000円から323万4000円、「Limited」が323万4000円から344万8500円、ストロングハイブリッド搭載モデルの「Premium S:HEV」が383万3500円から405万3500円です。●トヨタ「カローラ クロス」 最後に紹介するのはトヨタ「カローラ クロス」です。 カローラ クロスは、2021年にシリーズ初のSUVとして登場しました。 カローラシリーズが長年培ってきた実用性を継承しつつ、SUVらしい力強い体格を組み合わせたパッケージングが特徴となっています。トヨタ「カローラ クロスGRスポーツ」 エクステリアは、大型のフロントグリルと安定感のあるフェンダー造形を採用し、市街地からレジャーシーンまで適応するデザインに仕上げられています。 また、インテリアは、水平基調のインストルメントパネルによって広い前方視界を確保し、運転に集中できる環境が整えられています。 そしてパワートレインは、刷新された1.8リッターハイブリッドシステムを軸に、モーター出力を向上させることでダイレクトな加速感と低燃費を実現しています。 機能面では、先進安全パッケージである「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備し、交差点での検知機能や駐車支援システムも用意されています。 なお、価格は、標準グレードの「G」が276万円から301万9000円、上級グレードの「S」が298万円から323万9000円、最上級グレードの「Z」が343万円から368万9000円、スポーツ仕様の「GR SPORT」が389万5000円です。※ ※ ※ 今回取り上げた3車種は、いずれもSUVとしての走破性を持ちながら、街中での扱いやすさと高い実用性を備えています。 それぞれハイブリッド技術の進化や先進安全装備の拡充により、ロングドライブにおける疲労軽減と環境性能の両立が図られている点が特徴です。 今後は、さらなる電動化や自動運転支援技術の普及により、これらのモデルがより快適で安全な移動空間へと熟成されていくことが期待されます。