最近はオプションパーツの標準化をもって「スポーツモデル」とするような簡易的スポーツも少なくない。しかし、ここでご紹介するマツダのスポーツモデルは今も昔もかなりのガチモン。マツダのラインナップを彩ったガチスポを振り返る。※本稿は2025年12月のものです文:小鮒康一/写真:マツダ、ベストカー編集部初出:『ベストカー』2026年1月10日号【画像ギャラリー】スポーツにはいつも気合入ってます!! マツダの歴史に刻まれる超ガチもんスポーツモデル(16枚)量産モデルの先にあった本気で遊ぶ大人のNAマツダ M2 1001(1991年)。エンジンはライトチューンが施され、最高出力がノーマル120psから130psにパワーアップ 初代ロードスターをベースに走りに関わる部分を中心にブラッシュアップ。足回りはもちろんエンジン内部にまで手が加えられ、内外装も専用となるスペシャルな一台。見た目ファミリー、味つけはスパルタンマツダスピード ロードスター&ファミリア(2001年)。ピストン圧縮比やカムシャフト、フライホイール、給排気ポートの一部変更など、細部にわたるチューニングが施された当時最強の高性能セダン ともに走行性能を高めることを目的にリリースされた2台。 だが、もともとがスポーツカーであるロードスターに対し、実用セダンだったファミリアはエンジンを1.5Lからチューニングがなされた2Lに換装して設定のない5速MTと組み合わせ、専用のエアロや足回りで完全武装された。ロータリー最後の純血種。FDの終着点マツダ RX-7スピリットR(2002年)。FD3Sの持つ軽量ハイパワーなロータリースポーツの魅力を最大限に引き出し、その有終の美を飾った名車だった RX-7最後の限定車として最も走りの性能を高めたモデルとし、2シーター仕様のタイプAにはビルシュタイン製の専用ダンパーやレカロ製フルバケットシート、ドリルドローター、ステンメッシュブレーキホースなどが備わり、10kgの軽量化を実現。 その一方で、ややマイルドな4シーターのタイプBやAT仕様のタイプCも用意された。ブーストを存分に味わい尽くせマツダ ロードスターターボ(2004年)。石川島播磨重工業製のターボチャージャーが積まれた 歴代唯一のターボはパワーよりもトルクを重視した仕様で、ローギヤード化されたファイナルとともに鋭い加速を見せた。サーキットユースのコントロール性マツダ スピリットレーシング ロードスター12R(2025年)。エキゾーストマニホールドはフジツボと共同開発。4-2-1排気から4-1へ排気化したほか、4本のパイプの長さを統一し径を拡大 ソフトトップモデルにモアパワーを求める声に応えるため、新ブランドのマツダスピリットレーシングが満を持してリリースした2Lエンジン搭載のソフトトップモデル。 200台限定の12Rはそれをさらにチューニングし、手作業によるポート研磨やカムの形状変更、エア吸入口の拡大、フジツボ製のエキマニやマフラーなどによって200psの最高出力を実現。さらに推奨するアフターパーツもディーラーで購入できる。