旧・原付一種が生産終了となり、小排気量のバイクは群雄割拠の様相を呈している。ヤマハ発動機からも、原付二種の「Fazzio」(ファツィオ)や新基準原付一種の「JOG ONE/JOG E」など、要注目の車種が登場する予定だ。「東京モーターサイクルショー2026」のヤマハブースに足を運び、2026年夏以降に発売となる軽二輪&スクーターモデルの新顔を確認してきた。ヤマハの新型スクーター「ファツィオ」は「若者たちの足」になれる? 実車を確認 ヤマハ発動機155ccクラスの最新ネイキッドモデルも登場 国内導入が決定したXSRシリーズのニューフェイス 最初に取り上げるのは、ヤマハのスポーツヘリテージである「XSR」シリーズに加わる「XSR155」だ。 ヤマハ発動機「XSR155」「XSR155」 XSR155はヤマハが2019年から東南アジアで展開しているバイク。今回は日本仕様の実車を見ることができた。デザインコンセプトや車両サイズなどは既出の原付二種モデル「XSR125」とほぼ同じという印象だ。 大きな違いは、124ccから拡張される水冷4ストロークSOHC4バルブの単気筒エンジンだ。 軽二輪となるので免許区分が変わるものの、155ccクラスへとパワーアップすることで高速道路走行が可能になっている。普段使いのしやすさはそのままに行動範囲が広がる点は、XSR155を購入する上で大きなメリットとなるだろう。 ヤマハ発動機「XSR155」会場には「XSR155」のアクセサリーパッケージも登場。走りにドレスアップにと楽しみ方が広がる1台だ ヤマハ発動機「XSR155」 ヤマハ発動機「XSR155」 シグナスシリーズの最新モデルはどう変わる? 続いては、原付二種「シグナス グリファス」のモデルチェンジとなる「シグナス X」だ。 ヤマハ発動機「シグナス X」「シグナス X」 台湾仕様が先に発表となっていた新型「シグナスX」。外装は稲妻型に進化し、シグナスシリーズの魅力であるスポーティーな走りを強調している。 性能面でも細部に至るまでブラッシュアップされているものと想像できるが、残念ながら詳細については未発表とのこと。話を聞いた現場担当者にも、詳細はまだ明かされていないという。機能面でいえば、メーターの視認性が向上しているそうだ。 ヤマハ発動機「シグナス X」「シグナス X」のメーター周り ヤマハ発動機「シグナス X」 デジタルメーターを備えたバイクに乗っていると、トンネルのような暗い場所から明るい場所に出た直後や太陽光が反射した際など、メーターが見づらくなるシチュエーションが少なくない。 「シグナス X」はメーター上部のYAMAHAロゴの上あたりに照度センサーを搭載。周囲の明るさを検出し、照度に応じてメーター光量を自動調節するという。これにより、どんなシチュエーションでも見やすいメーターを実現しているとのことだった。 東南アジアの人気スクーターが日本にやってくる! 最後はインドや東南アジアで販売中のモデル「アエロックス155」だ。日本では2026年夏以降に発売となる。 ヤマハ発動機「アエロックス155」「アエロックス155」 アエロックス155のコンセプトはスポーツ走行。エンジン自体は「NMAX155」とほぼ同一ながら、ECUの味付けを変更し、ワインディング走行などをより楽しめる仕様にしているという。 そんなコンセプトはタイヤサイズにも表れている。「NMAX155」は13インチとなるが、「アエロックス155」には14インチを採用した。大径化でパワーをより路面に伝えやすい仕様とすることで、走りのマシンであることをアピールする。 ヤマハ発動機「アエロックス155」「アエロックス155」のタイヤサイズは14インチ 今回の3車種は、いずれも2026年夏以降の市販予定モデルだ。旧・原付一種に代わる足を探している人には魅力的な選択肢となるだろう。 【フォトギャラリー】XSR155 【フォトギャラリー】シグナス X 【フォトギャラリー】アエロックス155 安藤康之 あんどうやすゆき この著者の記事一覧はこちら ヤマハの原付二種スクーター「AXIS Z」に新色登場! シンプルで上質な3色を追加ヤマハの「JOG125」に新色登場! 「グレーイッシュブルー」ってどんな色?ヤマハ「YZF-R3 ABS」「YZF-R25 ABS」に新色登場 - Y2Kな「ライトグリーン」が鮮烈!