フォルクスワーゲン「ゴルフ」は中古だと手ごろな値段で探せたりもするクルマなのだが、先日の「オートモビルカウンシル2026」では800万円に迫るプライスタグの付いた個体を発見した。なぜ、こういう値段になったのか。話を聞いてきた。純度100%? 旧車の王様「スカイライン2000GT-R」を実車確認! フォルクスワーゲンかなり希少なフォルクスワーゲン「ゴルフ」に遭遇!(本稿の写真は「オートモビルカウンシル2026」で原アキラが撮影 「オートモビルカウンシル2026」に集結した名車、旧車の写真ギャラリーはこちら ゴルフらしからぬ(?)値段の理由 本イベントの常連であり、筆者の「ゴルフⅡGLi」→「ゴルフ1カブリオ」の購入先でもあるゴルフⅡ専門店「スピニングガレージ」(神奈川県相模原市)のブースを訪れると、そこには2台のGTI-16Vが並べられていた。ゴルフⅡのノーマルモデルやGTI、シンクロ、カブリオクラシック(ゴルフ1)など程度の良い個体を毎年展示しているスピニングガレージだが、「2026年はGTI誕生50周年の年だから」(田中代表)というわけで、今回はGTIの2台同時展示にしたのだという。 1台目の1991年式「GTI-16V ファイア&アイス」はGTIの最終モデルとして20台のみが販売された希少な限定車。当時と同じ明るい「カプリグリーンメタリック」で全塗装したほか、300万円近くをかけて各部をリフレッシュした個体だ。例の太いCピラーに装着したファイア&アイスのステッカーロゴも新品同様に輝いている。 フォルクスワーゲン1991年式「GTI-16V ファイア&アイス」 ちなみに「ファイア&アイス」の名称は、当時公開された同名の映画のタイトルから採られたもの。それがヒットしたのか、面白かったのかは不明である(筆者は観ていない)。価格は程度の良いGTIの相場である300万円台をはるかに凌ぐ599.万円となっていた。 フォルクスワーゲン もう1台の1990年式ガンメタ2ドア「GTI-16V」は、エンジンなしのドンガラ状態のボディに別に仕入れた新たな16Vエンジンを搭載したもの。エンジンだけでなく、機関やボディ各部など、あらゆる部分に新品パーツを使用して完璧に仕上げた逸品で、その費用は500万円以上に及ぶという。 フォルクスワーゲン1990年式のガンメタ2ドア「GTI-16V」 担当したのは筆者のクルマの面倒を見てもらっている小磯メカ以下、担当部門のエキスパートたち。いつお店に行っても、このクルマの仕上げのための作業に取り組んでいた光景が目に浮かぶ。価格はなんと799.8万円と、ゴルフらしからぬ(?)価格設定となっているではないか。 その理由を田中代表に尋ねると、「今手に入る、できる限りの新品パーツを使用しても、これ以上の価格にはならないはずです。ゴルフⅡの価格がバブルにならないよう常に注視しながら、なるべく適正価格で提供できるようにしたい、ということをお伝えしたくて、この2台を持ってきました」とのこと。 “ゴルフⅡ”が大好きだからこそ、という内容のブースを展開していたスピニングガレージは相模原にお店がある。そこに行けば、予算に合ったいろんな程度のゴルフが見つかるはずだ。 【フォトギャラリー】希少なゴルフⅡ 原アキラ 原アキラ はらあきら この著者の記事一覧はこちら ハコスカGT-Rに勝ったクルマ…マツダ「サバンナRX-3」の実車をチェック!トヨタ「A80スープラ」のレストア企画に重大な進展! 復活のインパネを実車確認【テールランプで車名当てクイズ】エレガントなフォルムが美しすぎるフェラーリです