2025年10月29日 発表 大幅改良した「デリカ D:5」三菱自動車工業は、「デリカD:5」を大幅改良して10月30日から予約注文を開始する。「ジャパンモビリティショー 2025」(プレスデー:10月29日~30日/一般公開日:10月31日~11月9日)でのプロトタイプの参考出品を経て、今冬の発売を予定する。価格は約450万円~約495万円とのこと。なお、今冬の発売日前日までに成約すると、ディーラーオプション7万円分をプレゼントするという。 今回の改良では唯一無二の特徴である力強いスタイリングと走りをさらに進化。エクステリアではフロントグリルとフロントバンパー、リアバンパーをシンプルで立体感のある力強いデザインとし、リアゲートの「DELICA」ロゴをガーニッシュ内に取り込むことで、リアゲートパネルをよりシンプルでプレミアム感のあるデザインへと変更。また、ボディサイドにはワイドで安定感のある足まわりと高い走破性を想起させる新採用のホイールアーチモールに加え、力強さを強調しギア感を高めた新デザインの18インチアルミホイールを採用した。 ボディカラーは、ソリッド色調グレーに光の当たり方によってブルーのハイライトが映る特別なカラー「ムーンストーングレーメタリック」を採用した「ブラックマイカ」との2トーンを新設定し、2トーン5色、モノトーン4色の全9色展開とした。 「デリカD:5」大幅改良モデルエクステリアではフロントグリルとフロントバンパー、リアバンパーをシンプルで立体感のある力強いデザインに変更。リアゲートでは「DELICA」ロゴをガーニッシュ内に取り込んだボディサイドではホイールアーチモールとともに、新デザインの18インチアルミホイールを採用インテリアでは、8インチカラー液晶のディスプレイメーター採用による視認性の向上に加え、金属調アクセントを採用したインストルメントパネルにより、先進性に加えてギア感とプレミアム感を向上。センターパネルは傷つきに配慮したダークグレーとしたほか、シートには「CHAMONIX」でも使われるスエード調素材(撥水機能付)と合成皮革のコンビネーション生地を採用し、ステッチを内装各部同様のカーキ色とするなど、より機能的で統一感のあるインテリアとした。また、センターコンソール、フロアコンソールの下部に USB Type-Cをそれぞれ2ポート追加し利便性も向上させている。 インテリアでは8インチカラー液晶のディスプレイメーター採用に加え、金属調アクセントを用いたインストルメントパネルを採用走行性能では、四輪を自在に制御することで車両運動性能を向上させる独自の車両運動統合制御システム「S-AWC」の搭載により、悪路走破性の向上と優れた直進安定性、意のままの操縦性を実現した。また、4つのドライブモード(NORMAL/ECO/GRAVEL/SNOW)と下り坂でも車速を一定に保つヒルディセントコントロールを採用し、路面状況に応じた最適な走行を可能にした。 車両運動統合制御システム「S-AWC」を採用そのほか「衝突被害軽減ブレーキシステム」では、従来の車両と人物の検知に加え、新たに自転車の検知を可能としたほか、「誤発進抑制機能」では後退時でもアクセルの踏み間違えに対応。また、前後バンパーに搭載したソナーにより、車両付近の障害物のおおよその位置をメーター表示と音で知らせる「パーキングセンサー」を追加した。「マルチアラウンドモニター」では、これまでよりカメラ画質を約3倍高め、両サイドビュー+フロントビュー画面や、バードアイビュー+透過フロントサイドビュー画面を追加することで視認性を大幅に向上。さらに移動物検知機能を採用することで、駐車場などでの周囲視認性も高めた。また、前方車両の発進を知らせる「先行車発進通知」も新たに追加された。 新型デリカD:5は今冬発売予定