スズキ「DR-Z4SM」撮影レポート|ファン待望の400ccモタード、パワフルかつスリムなスタイルで街から峠まで楽しめる
大阪モーターサイクルショー2025で日本初公開された「DR-Z4SM」。この新たなモタードモデルを見ていこう。
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸

スズキ「DR-Z4SM」の特徴

SUZUKI DR-Z4SM 市販予定車総排気量:398cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 シート高:890mm 車両重量:154kg価格・発売日:未定
最新装備で生まれ変わった新型スーパーモト
2024年11月のEICMA(ミラノショー)で発表されたファン待望の400ccモタード「DR-Z4SM」。2025年3月の大阪モーターサイクルショーでは、実車が日本初公開された。従来モデルに相当する2009年型のDR-Z400SMからエンジン&車体が一新されており、ほぼ別物といった仕上がりとなっている。
中でも先端技術のS.I.R.S(スズキ・インテリジェント・ライド・システム)の搭載は注目したいポイント。4段階の走行モードには「Gモード」が実装されており、こちらはフラットダートを想定したモードとなっているようだ。
最高出力38PSを発揮するエンジンのパワフルさも相まって、走りの幅がぐっと広がっていくだろう。
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スズキ「DR-Z4SM」の注目ポイント

ゼッケンスタイルのフロントマスクは中央にバイファンクションLEDヘッドライトを搭載。レーシーなスタイリングに仕上げられている。

メーターは視認性の高い液晶デジタル仕様。SMDS(スズキドライブモードセレクター)やトラコンの切り替え、ギアポジション表示など多機能に進化。

398ccの水冷単気筒エンジンはシリンダーヘッドを含む多くのパーツが新規設計に。カムプロファイルも変更され、最高出力は38PSを発揮する。

フレームは衝撃吸収性と合成を併せ持つスチーム製ツインスパーフレームを採用。軽量のアルミ製スイングアームと合わさり、高い路面追従性を発揮する。
スズキ「DR-Z4SM」の主なスペック
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸
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