▶▶▶写真はこちら|ホンダ「VT250F」(6枚)Honda VT250F当時価格:39万9000円全長×全幅×全高:2000×750×1175mm ホイールベース:1385mm シート高:780mm 車両重量:162kg「VT250F」は、1982年6月に発売された、ホンダの高性能ロードスポーツモデル。シャープな直線と曲線を取り入れた先鋭的で力強いスタイリングが特徴で、俊敏な走りと軽快な操縦性を実現するため、軽量設計と先進技術を徹底的に追求して開発された。エンジンは、このクラスで世界初となる248ccのDOHC4バルブV型2気筒エンジンを搭載。一次振動を、理論上ゼロとする90度V型レイアウトを採用し、水冷方式を採用したことで圧縮比11と安定した性能を実現。これにより、35馬力の高出力と45km/L(50km/h定地走行テスト値)の低燃費性能を両立している。画像: Honda VT250F 当時価格:39万9000円また、油圧式クラッチやトランジスタ点火装置の採用により、整備の手間を大幅に軽減。ライダーの利便性を高めた。軽量化を徹底した新設計のダブルクレードルフレームは、乾燥重量149kgを実現。操縦性を高めるため、このクラスの市販車で初めて前輪に16インチの小径ホイールが採用されている。また、前後サスペンションにセミ・エア式を採用し、リアにはホンダ独自のプロ・リンク式リアサスペンションを搭載。ブレーキには、制動性能を向上させたデュアル・ピストン・キャリパー付インボード・ベンチレーテッド・ディスクブレーキを前輪に装備。オールアルミ製のブーメラン型スポーツコムスターホイールとチューブレスタイヤも採用された。カラーバリエーションエンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ90°V型2気筒総排気量:248ccボア×ストローク:60.0×44.0mm圧縮比:11最高出力:35PS/11000rpm最大トルク:2.2kgf・m/10000rpm燃料タンク容量:12L変速機形式:6速リターンキャスター角:26°30′トレール量:91mmブレーキ前・後:油圧式ディスク・機械式ドラムタイヤサイズ前・後:100/90-16 54S・110/80-18 58S関連のおすすめ記事【絶版名車解説】「VT250F」1982年 - webオートバイ【バイクの歴史】「VT250F」の系譜 - webオートバイ【コラム】「HY戦争」とは? - webオートバイ