24/09/2025 · 7 時間前

【試乗レビュー】ハーレー「ストリートボブ」|軽量&スポーティーなビッグツイン

ハーレー「ストリートボブ」は293kgの軽さと117エンジンの鼓動感が魅力。扱いやすく女性ライダーにもおすすめ!

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■単車倶楽部 vol.81 2025年8月号

PHOTO:伊勢 悟 RIDER&TEXT:守田 二草

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クルーザー随一の軽さで鼓動感と操作感が楽しい!

ストリートボブは、チョッパーの前身となるカスタム「ボバー」を落とし込んだモデル。クルーザーの中でもスリムで、車重量は293㎏とカテゴリー随一の軽さなのだ。

排気量1923㏄のミルウォーキーエイト117エンジンは、昔ながらの鼓動感にこだわった「クラシック」という味つけで、ヘリテイジクラシックと同じなんだけど、軽量だから意外とスポーティー。ロード、レイン、スポーツの3つのライドモードがあるけど、ロードでも充分パワフル。スポーツモードにした途端、ドッカンパワーが炸裂するので、街中ならロードの方が扱いやすいかも。モードの切替スイッチは右側のハンドコントロールにあって、親指で簡単に設定可能。アナログメーターにデジタルディスプレイを内蔵していて、モードが表示されるのでわかりやすいのもよき。

女子的にはクラッチの重さが気になるけど、街中の渋滞にでもハマらなければ大丈夫なレベル。ハーレーのビッグツインモデルに乗りたいって人に断然オススメ!

クラシカルで人気のボバースタイル

全長:2320mm幅:925mmシート高:680mm最低地上高:125mmホイールベース:1630mmFタイヤ:100/90B19 57H BWRタイヤ:150/80B16 77HBW燃料タンク容量:13.2L車両重量:293kgエンジン:Milwaukee-Eight117(クラシック)ボア×ストローク:103.5×114.3mm排気量:1923cc圧縮比:10.3:1 最大トルク:156Nm/2750rpm最大出力:91HP/68kW@5020rpmメーカー希望小売価格:251万1300円(税込)

ここが POINT!

エンジンはハーレーらしい鼓動感を感じる「クラシック」で、エアクリーナーもレトロなオーバルタイプ。試乗車はスポークホイールだが、日本仕様の標準装備はキャストホイールとなっている。ピリオンパッドつきのシート下にはモノショックが配置

シート高は680mmと低め。身長158cmの私でも両足がしっかり接地するので安心。シートも座り心地のよさを保ちながらも、ほどよい幅なので足を下ろしやすいのがよき。ミニエイプハンドルバーとミッドコントロールで、操作しやすいポジションになっている

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