10/05/2025 · 4 ヶ月前

「EVでもガソリンでもない第三の選択肢」ボルボXC70、200km電動走行可能な次世代ハイブリッドSUVが登場

ボルボ、電気走行200kmのハイブリッド「XC70」を発表

中国専用モデル、グローバル展開の可能性も

新型SMAプラットフォーム採用で次世代PHEVの橋渡し役に

引用:ボルボ

ボルボが新型ミドルサイズSUV「XC70」を発表した。ブランドとして初めて、電動走行で最大200kmを実現する拡張型プラグインハイブリッド(PHEV)を搭載したモデルとなる。

このXC70は、新開発の「SMA」アーキテクチャを採用し、ボルボの電動化戦略を象徴する重要な一台として位置づけられている。

中国市場に特化した開発、将来のグローバル展開も視野に

引用:ボルボ

XC70は当面、中国市場向けに展開される計画で、年末から注文受付を開始予定。ボルボは今後、他地域での展開も視野に入れている。

ホーカン・サミュエルソンCEOは「XC70は、電動化への過渡期を支える戦略的モデルだ」と述べ、地域ごとのニーズに応じた柔軟な対応の重要性を強調した。

電気効率と内燃機関の柔軟性を両立

引用:ボルボ

XC70は、高速充電に対応したバッテリーと高効率なエンジンを組み合わせることで、日常走行ではゼロエミッションを実現しつつ、長距離ドライブでも安心感を提供する。

都市部での通勤から家族でのロングドライブまで、幅広いシーンに対応する万能なパワートレインが魅力。後部座席やラゲッジスペースも広く、ファミリーユースにも適した設計だ。

北欧デザインを現代的に再解釈、機能性と美しさを両立

引用:ボルボ

新型XC70は、ボルボの北欧デザインを現代的に昇華させたエクステリアが特徴。グリルを廃したフロントフェイスは、電動車からインスピレーションを受けたもので、アクティブグリルシャッターが空力性能と冷却性を最適化している。

象徴的な「トールハンマー」型デイタイムランニングライトはより印象的に進化し、マトリクスLEDヘッドライトが夜間の視認性を向上。リアは、ガラス一体型のC字型テールランプによって洗練された後ろ姿に仕上がっている。

中国専用モデルとして開発されたXC70だが、その高い完成度から、日本を含む他地域のユーザーからの注目も高まっている。

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