「ジープ=ガソリンの時代は終わった!」電気で650km走って、川も渡れる“第3世代コンパス”が誕生

引用:ジープ
ジープは6日(現地時間)、第3世代コンパスを公開した。中型SUVとして車体を大幅に拡大し、多様なパワートレインを採用したのが特徴。ヨーロッパでは事前予約を開始しており、第4四半期に顧客への引き渡しを予定している。

引用:ジープ
新型コンパスはステランティスグループのSLTAミディアムプラットフォームをベースに開発された。これにより、前世代と比べて全長が130mm、ホイールベースが159mm拡大された。さらに、レッグルームは55mm、トランク容量は45L増加している。

引用:ジープ
デザインは直線的で力強い印象を強調。フロントグリルはジープ伝統の7スロットを継承しつつ、薄く丸みを帯びた形状に仕上げられた。ヘッドライト内のデイタイムランニングライトには細長い縦型LEDを採用し、アクティブシャッターグリルの搭載により空気抵抗係数は0.3cd未満を実現している。

引用:ジープ
サイドビューでは、ブラックのクラッディングとフェンダーのキャラクターラインによって立体感を演出。ルーフを黒く塗装することで、視覚的な重量感を軽減している。リアデザインは、直線的なテールランプと角張ったバンパーがオフロードらしさを引き立てている。

引用:ジープ
インテリアも堅牢な印象が際立つ。エアベント下に配置された太いクロームラインがこの印象をさらに強調。中央の16インチディスプレイ下部には物理ボタンが配置されており、操作性の向上にも寄与している。
パワートレインはハイブリッド2種、電気自動車2種の計4タイプを用意。48Vマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドは、それぞれ最高出力145馬力、195馬力を発揮する。電気自動車のモーターは、シングルモーターで213馬力、デュアルモーターで315馬力を発揮する。

引用:ジープ
1回の充電での走行可能距離はWLTP基準で500kmおよび650km。バッテリー容量はシングルモーター仕様で74kWh。160kW DC急速充電に対応し、20%から80%まで約30分での充電が可能となっている。
オフロード性能では前輪駆動モデルで最低地上高200mm、アプローチアングル20°、デパーチャーアングル15°、ブレークオーバーアングル26°、渡河水深470mmを確保。四輪駆動モデルでは、アプローチアングル27°、デパーチャーアングル16°、ブレークオーバーアングル31°となっている。さらに四輪駆動モデルにはヒルディセントコントロールが標準装備される。
先進装備としては、レベル2相当の自動運転支援機能をはじめ、OTA(無線)アップデートやコネクテッドサービス、16インチインフォテインメントシステムを標準装備。グレードに応じて、ヘッドアップディスプレイやマトリクスLEDヘッドライトなどの追加装備も選択可能となっている。
「spotvnews」で最も閲覧された記事
- 「人間かと思った…」飼い主のマッサージにうっとりする柴犬の“あまりにも豊かな表情”が癒しすぎる
- 「もう引き返せない」ギフンが再び選んだ“最後のゲーム”…『イカゲーム』シーズン3が地獄の続きを描く