デイリーユースからレジャーまで便利な原付二種クラス 近年、通勤や通学、そして趣味の足として注目を集めているのが、原付二種と呼ばれる125cc以下のバイクです。 この区分は、クルマの免許に付帯する原付一種とは異なり、30km/hの速度制限や二段階右折の義務がなく、クルマの流れに乗ってスムーズに走行できる点が大きな魅力といえます。 【画像】はじめてでも後悔しない! ホンダ125ccの傑作3台を写真で見る(40枚) また、維持費の面でも、ファミリーバイク特約が利用できるなど、経済的なメリットが非常に大きいカテゴリーです。 免許制度の改正により、AT小型限定普通二輪免許が最短2日で取得可能になったことも、人気を後押ししています。 今回は、ホンダから発売されている125ccモデルの中から新車で購入可能な3台をピックアップし、その特徴やスペックについて詳しく見ていきます。●ホンダ「CT125・ハンターカブ」 最初に紹介するのは、ホンダ「CT125・ハンターカブ」です。アウトドアやレジャー用途にも対応できる原付二種モデルとして知られ、かつてのCT110をルーツとするスタイルを継承した、無骨かつ実用的なデザインが特徴です。ホンダ「CT125・ハンターカブ」 外観はアップマフラーやハイマウント吸気ダクトなど、自然の中でも映えるアウトドア志向の装備を多く備えています。リアキャリアも大型で、ツーリングギアや通勤用のバッグなどを積載しやすい構造となっており、通勤からキャンプまで幅広い用途に対応可能です。 エンジンは空冷4ストロークOHC単気筒で、排気量は123cc。最高出力は9.1馬力、最大トルクは11Nmと、低中速域の扱いやすさを重視したセッティングです。燃料消費率はWMTCモードで66.9km/Lと高い数値を記録しており、日常的な燃料代も抑えられます。 また、車体重量は118kgで、シート高は800mmとやや高めながら、見晴らしの良さやオフロードでも安心感のある最低地上高を確保しています。1チャンネルABS付きディスクブレーキやLED灯火器、デジタルメーターも装備し、安全性と視認性にも配慮されています。 なお、販売価格は47万3000円です。伝統的なシリーズに位置するモデルと原付二種スクーター●ホンダ「スーパーカブ C125」 次に紹介する「スーパーカブ C125」は、1958年に登場した初代「C100」の流れを汲む伝統的なシリーズに位置するモデルです。往年の姿を再解釈したクラシカルなデザインに現代の装備を融合させ、通勤用としても根強い人気があります。ホンダ「スーパーカブ C125」 ボディは、レッグシールドからリアフェンダーにかけて流れるS字ラインや、レトロな丸型ヘッドライトなどが特徴で、上質感と清潔感を兼ね備えているほか、シートは厚みのあるクッションとスリムな前部形状によって、足つき性と快適性を両立しています。 そして、エンジンは空冷4ストロークOHC単気筒で123cc、最高出力は9.8馬力、最大トルクは10Nm。燃料消費率はWMTCモードで67.8km/Lと高水準です。クラッチ操作を必要としない遠心クラッチ式4段変速機を搭載し、街中での取り回しも容易です。 また、車両重量は110kg、シート高は780mmと、軽量コンパクトな仕上がりです。フロントにABS付きディスクブレーキを装備し、安全性にも配慮されています。 なお、販売価格は45万1000円に設定されています。●ホンダ「PCX」 3台目は、スタイリッシュな原付二種スクーターとして高い評価を得ているホンダ「PCX」です。ホンダ「PCX」 都会的で流れるようなフォルムに加え、装備の充実度も魅力のモデルであり、乗降しやすい足元と広めのフットスペース、ゆったりとしたシートなど、快適な通勤環境を提供する設計となっています。 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒のエンジンは、124ccの排気量で最高出力は12.5馬力、最大トルクは12Nm。高効率なeSP+エンジンを採用しており、低燃費と静粛性に優れています。 また、燃料消費率はWMTCモードで47.7km/Lで、アイドリングストップ機能も備わっており、環境性能にも配慮されています。 くわえて、シート下には30Lのラゲッジスペースが用意されており、通勤用のバッグやヘルメットを収納するにも十分な容量を誇ります。 そして安全面では、フロントディスクブレーキにABSを搭載し、Hondaセレクタブルトルクコントロールも標準装備され、雨の日や滑りやすい路面でも安心して走行できます。車両重量は133kg、シート高は764mmと、足つきにも配慮された設定です。 なお、販売価格は37万9500円です。※ ※ ※ ホンダが展開する125ccクラスの原付二種モデルは、それぞれ異なる個性を持ちながらも、維持費の安さや実用性、通勤での快適性といった共通点を備えています。 見た目の好みや使用環境に応じて選べるラインナップがそろっており、AT小型限定二輪免許を取得すれば、これらのモデルの選択肢が一気に広がります。 通勤だけでなく、休日のツーリングや趣味の相棒としても頼れる存在となる125ccのバイクは、今後さらに注目度が高まるカテゴリーといえそうです。