「そろそろ、乗り替え時かな……」走行距離11万kmを超え、エンジンのノイズや振動が大きくなってきた筆者のアルト。もともと快適性を期待して買った車ではなかったが、今年40歳を迎える身には「しんどい」と感じられる場面も増えてきた。そもそも「スーパーゾイル」って?公式ホームページを見てみると、エンジンのための「アンチエイジング・サプリメント」と銘打たれている。エンジン内で摩耗した金属表面を「再生して強靱にする」ものらしい。検証車両と検証方法について検証車両の2017年式アルト(HA36S/NA/MT)。中古で買った際のキズやヘコミも放置したままのズボラな下駄車。メンテナンスは定期的なオイル交換程度。最近はエンジン音などの走行ノイズが大きくなり、同乗者から「なんか窓開いてない?」と聞かれてしまうほどだ。シビアコンディション:「チョイ乗り」の繰り返し (1/2)投入前の燃費は約56kmの走行で17.9km/L。ストップ&ゴーが多く、エンジンが温まってきた頃に目的地に着いてしまうため、常にエンジンは重苦しく回り、ノイズや騒音も大きい印象があった。シビアコンディション:「チョイ乗り」の繰り返し (2/2)高速+山道の150kmロングドライブ普段はあまり走らない山道。40歳目前の身体には厳しいものがあった。ロングドライブ時の燃費やアップダウンの激しい道での運転フィールを確かめるため、中央道(八王子IC~大月IC)から奥多摩周遊道路~秋川渓谷を抜ける約150kmのルートを走行。事前の燃費は27.0km/L (1/3)事前の燃費は27.0km/Lと、11万kmオーバーの車としては驚異的な数値を叩き出した(満タン法では25.0km/L)。しかし実際のドライブは疲労困憊。勾配のきつい中央道の上り坂や奥多摩の山道では、「エンジンはけたたましく唸っているのに加速していかない」というストレレスフルな状況が続いた。事前の燃費は27.0km/L (2/3)事前の燃費は27.0km/L (3/3)スーパーゾイルの添加方法は?事前のテストを済ませ、オイル交換と同時にスーパーゾイルの投入を依頼する。今回、作業と撮影に協力してくれたのは東京都の「イエローハット羽村栄町店」。オイル総量の5%にあたる130mlを計量今回テストに用いる「スーパーゾイル ECO」は、使用量を半分に抑えながら同等の効果を引き出せるという濃縮モデル。オイル総量の5%を添加すればOKなので、コストパフォーマンスに優れている。総量が2.6Lとなるよう調整アルトのオイルフィルター同時交換時の規定量は2.6Lなので、その5%にあたる130mlがスーパーゾイル ECOで構成されるよう計量してもらう。オイルごとエンジンに注入慣れた手つきでスムーズに交換作業を終えてくれた若い男性スタッフ。車を引き取り、いざエンジンをかけると……。まずその時点で、「あれ? かかりがよくなった?」という直感があった。投入前:平均66.4dB音量測定アプリを使い、エンジン付近におけるアイドリング音量を測定。添加前後ともアイドリングが900回転程度に収まってから、「15秒ほどの測定を10回繰り返し、真ん中の数値をピックアップする」という手法をとった。投入前は平均66.4dBだった。投入後:平均64.6dB添加後には64.6dBと、約2dBの改善が見られた。これは人間の耳にとって「注意して比べればわかる」くらいのものだというが、実際には音量のほかにも音質がマイルドになり、音の種類も減っているため、実感として「ずいぶん音が落ち着いたな」という印象がある。「音に見合った加速」が得られるように前回は「一山越えてきた」という疲労感があった談合坂SAだが、今回は難なくたどり着けた印象だ。添加後もやはり若干のパワー不足は感じるものの、これまでのような「限界感」は相当に抑えられている。高速走行時の騒音は? 投入前:平均67.4dB参考までに、高速道路を走行中に車内に入ってくる音量をチェックした。添加前後とも、相模湖IC~談合坂SA周辺の上り坂が続く区間で、約6分間にわたり音量を計測。投入前は平均67.4dBだった。投入後:平均66.1dB添加後には66.1dBと、約1.3dBの低減が確認できた。この結果は、「ノイズの種類が減り、全体的に静かになった」という実感とも一致する。低回転域での粘り感が向上鬼門だった奥多摩周遊道路を上ったあと、奥多摩湖の景色を楽しむ余裕が生まれた。添加後は、低回転域での粘りが増したことで、大抵の区間を「3速ホールド」のまま前回と同じペースでクリアできてしまったのだ。気になる燃費向上効果は?片道2km~5km程度のチョイ乗りを数日間繰り返し、合計50kmほどを走行する燃費テスト。距離が少ないため参考程度にはなるが、事前に測定した17.9km/Lから、添加後には20.2km/Lと改善が見られた。150kmの長距離運転では28.8km/Lへ (1/3)150kmの長距離運転では、事前のテストでも27.0km/L(満タン法で25.0km/L)と十分に優秀だった燃費が、今回はなんと28.8km/Lへと伸びていた(満タン法で26.9km/L)。150kmの長距離運転では28.8km/Lへ (2/3)150kmの長距離運転では28.8km/Lへ (3/3)スーパーゾイルは「愛車のことがもっと好きになる」添加剤だったエンジンの調子がいいと、どこか間の抜けた表情も愛らしく感じてくる。エンジンのガサツさが消え、運転の疲労感が激減したことで、「まだ乗り続けられる」という確かな実感が芽生えたのだ。 この記事にはAI技術が一部使用され、編集者の最終チェックを経て公開しています。