スズキの『SV650X』ってどんなバイク? 気になる燃費や足つき性を実際に触れてみてレポートします。 その他にもスペックや装備など基本情報を詳しくお届け!スズキのVツイン・スポーツ『SV650X』を解説します!SUZUKI SV650X(2025)【生産終了】※写真は2024年カラー【生産終了】650ccのVツインエンジンを搭載したロードスポーツモデル「SV650」に、ヘッドライトカウルやセパレートハンドル、タックロールシートといったカスタム要素を取り入れ、ネオレトロなカフェレーサースタイルに仕立てられているのが「SV650X」です。もはやメーカーカスタムと呼べるくらいの仕様ですが、ベースモデルのSV650と同じく最高出力72馬力の水冷4ストロークVツインエンジンを搭載し、車両重量199kgの軽量な車体でコーナリング性能にも優れたロードスポーツモデルになっています。※写真は2024年カラーですワインディング走行やコーナリングをよりスポーティに楽しめるセパレートハンドルの採用により、前傾姿勢となるライディングポジションになっています。また、見た目のスタイリング変更だけではなく、よりダイレクトな走りが楽しめるように、フロントサスペンションにプリロード調整ができるアジャスターを追加装備されています2025年11月現在は生産終了となっていますが扱いやすい排気量と軽量な車体は、大型バイクの入門モデルとしても最適なだけではなく、バイクを何台も乗り継いだベテランライダーでも楽しめるロードスポーツモデルです。現在のところ新車は市場在庫のみとなるため、気になるかたはお早めにどうぞ!スズキ『SV650X』主なスペックと価格SV650X(2025)のカラーバリエーションは?パールテックホワイトSV650Xの2025年モデルは2025年1月24日から発売。2025年モデルとして新登場したSV650Xは1色のカラーをラインアップしています。気になる価格は88万円(10%消費税込み)となっています。SV650Xの足つき性やライディングポジションは?ライダー身長/176cm ※写真は2024年カラーですスタンダードモデルのSV650と同様に400ccクラスのようなコンパクトなボディですが、SV650Xはハンドル位置が低いセパレートハンドルにカスタムされています。身長176cmのライダーが跨ってハンドルに手を伸ばすと、身体が前傾になるスポーティなライディングポジションになります。上半身を丸めるような姿勢になりますが、ハンドルは遠すぎずコーナリング向きの自然な乗車姿勢をとることができます。ライダー身長/176cmセパレートハンドルの他にもSX650Xはタックロールシートにカスタムされていますが、シート高はSX650のシート高(785mm)と比べて790mmと、5mmしか違いません。身長176cmのライダーが跨ると両足かかとまでしっかり地面に着くことができます。SV650Xで実際に走ってみた燃費は?画像: SV650Xで実際に走ってみた燃費は?SV650Xの燃料タンク容量は容量14L。使用燃料はレギュラーガソリンです。今回の試乗では高速道路8割、一般道2割程度の割合で246.5kmの距離を走って、合計ガソリン給油量は11.50L。満タン法で計測した燃費はガソリン1リットルあたりで21.434kmという結果となりました。スズキ『SV650X』の装備/ディテール解説画像1: スズキ『SV650X』の装備/ディテール解説SV650Xはロケットカウルをイメージさせるヘッドライトカウルでカスタムされ、ネオレトロなカフェレーサースタイルを印象付けています。丸眼一灯のヘッドライトに取り付けられたヘッドライトカウルは、小ぶりながらもメーターまで覆われているので、デザインだけではなく空力効果も期待できる形状になっています。画像2: スズキ『SV650X』の装備/ディテール解説フロントブレーキは制動力の高い油圧式のダブルディスクを採用し、ABSも備わっています。タイヤサイズはスポーツラン向けのフロント:120/70-17、リア:160/60-17を履いています。画像3: スズキ『SV650X』の装備/ディテール解説インストルメントパネルはフルデジタルの液晶メーターを採用。機能性も申し分なく、スピードメーターやタコメーター、オドメーターなどの表示はもちろんのこと、ツイントリップメーターやギヤポジションインジケーター、水温計、瞬間燃費計、平均燃費計、電圧計、航続可能距離計、燃料計、時計などの表示を切り替えることができます。また、液量メーターは6段階の輝度調整が可能なLCDタイプを用いているので視認性にも優れているのが特徴です。画像4: スズキ『SV650X』の装備/ディテール解説SV650Xはスチール製のトラスパイプフレームに最高出力72馬力を8500回転で発生する水冷Vツインエンジンを搭載。650ccとは思えないほどの低~中速トルクを持ちながらも、そのパワーは極めて扱いやすく、高回転域まで停滞無く回ります。発進や渋滞走行、Uターン時など極低回転域での走行時に回転の急な落ち込みを緩和する『ローRPMアシスト』も搭載されているので、扱いやすいエンジンになっています。画像5: スズキ『SV650X』の装備/ディテール解説SV650Xのデザインを際立たせてくれるタックロールタイプのシートはパッセンジャーシートと一体型のスタイリッシュな形状。足つき性を考慮し、ライダーが座る部分は薄く、先端(タンク側)がかなり絞られています。車体デザインを引き立てるツートーンの配色がこわだりのポイント。画像6: スズキ『SV650X』の装備/ディテール解説コーナリングをより快適なポジションにしてくれるセパレートハンドルタイプを採用。SV650Xにはフロントサスペンションのトップエンドにプリロード調整機構が備わっているのが特徴です。スズキ『SV650X』に乗ってみた感想は?【関連記事】新車価格90万円以下の大型バイク『SV650X』が今こそ「買い!」の理由って? クルーザーやネオレトロ人気の中でかなりおすすめだと思うんだが……- スズキのバイク!SV650Xは『曲がらないバイク』なのか? 非常にわかりやすい「ひとつの例」がこちらです! - スズキのバイク!スズキファンのためのWEBサイト!スズキのバイク!- TOPへ戻る