19/09/2025 · 21 時間前

やっぱバイクには“懐かしさ”も必要だよね! 新しさの中にもヴィンテージスタイルが光る「ネイキッドバイク」3選

クラシカルな魅力を現代に引き継ぐ3モデル

 ホンダ「CB1100」は、空冷直列4気筒エンジンを搭載した正統派ネイキッドとして2010年に登場しました。

ホンダ「CB1100EX」

【画像】往年の名車の雰囲気がイイネ! クラシカルなデザインと最新の走行性能を持つバイク3台を写真で見る(48枚)

 ホンダの歴史を代表する「CBシリーズ」の伝統を色濃く受け継いでおり、直線的で無駄のないデザインが特徴です。

 空冷エンジンならではのフィンの美しさに加えて、丸目一灯のヘッドライト、クロームメッキの輝きなど、ライダーの心を惹きつける要素が随所に盛り込まれています。

 ボディサイズは全長2200mm×全幅830mm×全高1130mmで、ホイールベースは1490mm。

 堂々としたサイズ感ながら扱いやすいバランスが取られており、街乗りからツーリングまで幅広いシーンに対応できる万能な一台となっています。

 クラシックバイクを愛する層はもちろん、初めて大型に乗るライダーからも支持されてきました。

 続いて紹介するのは、カワサキ「Z900RS」です。

カワサキ「Z900RS」

 こちらは、1972年に登場した名車「Z1」を現代によみがえらせたモデルで、発売当初から「ネオクラシック」の代名詞として人気を博してきました。

 また、ティアドロップ型のタンクや丸目ライト、グラデーション塗装など、オリジナル「Z1」へのオマージュを随所に取り入れられています。

 一方で、最新の水冷4気筒エンジンやトラクションコントロール、アシスト&スリッパークラッチなどを備え、現代のライダーに安心感を感じさせる1台になっています。

 ボディサイズは、全長2100mm×全幅865mm×全高1150mmで、ホイールベースは1470mm。

 クラシカルな見た目と現代的な快適性能の融合によって、往年のファンだけでなく若い世代からも広く受け入れられています。

最後の1台はイタリアブランドの中心モデル

 最後は、イタリアンブランドのドゥカティが手がけるスクランブラーシリーズの中心モデルとして展開されている「スクランブラー アイコン」です。

ドゥカティ「スクランブラー アイコン」

 こちらは、スクランブラーシリーズの中心的存在になっており、シンプルで自由度の高い設計が特徴です。

 丸目ヘッドライトにクロス状のLEDポジションランプを備え、クラシカルさのなかにモダンなエッセンスを融合させています。

 全長2160mm×全幅855mm×全高1150mm、ホイールベースは1445mmのボディは扱いやすく、街乗りでもツーリングでも幅広く活躍できる一台です。

 また、803cc空冷L型2気筒エンジンが生み出す鼓動は独特で、操る楽しさを前面に押し出しています。

 さらに、カスタムベースとしても高い評価を受けており、ライダーの個性を表現できる懐の深さも魅力のひとつといえます。

 今回紹介した3つのモデルに共通するのは、クラシカルなデザインと現代の技術を組み合わせることで「懐かしさ」と「安心感」を両立している点です。

 ホンダ「CB1100」は空冷直4という伝統を守り続け、カワサキ「Z900RS」は名車「Z1」のイメージを鮮やかに蘇らせ、ドゥカティ「スクランブラー アイコン」は自由度と遊び心を前面に押し出しています。

 どのモデルもただ移動するための乗りものではなく、ライフスタイルを映す存在としてライダーに寄り添っています。

※ ※ ※

 ホンダ「CB1100」、カワサキ「Z900RS」、ドゥカティ「スクランブラー アイコン」は、それぞれのブランドが誇る歴史やデザイン哲学を現代に伝えるヴィンテージスタイルの代表格です。

 クラシカルな外観を楽しみつつ、最新の技術で快適に走れるという安心感を持ち合わせており、幅広い世代から注目されています。

 ネイキッドバイクの魅力を味わいたいライダーにとって、この3台は「懐かしさ」と「新しさ」を同時に感じられる存在であり、まさに時代を超えて愛されるモデルといえるでしょう。

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