09/05/2025 · 4 ヶ月前

「日産よ、これを待っていた」内燃機関でもEVでもない、10年ぶりに帰ってきた「エクステラ」がオフロードSUVの未来を変える

日産・エクステラが10年ぶりに復活へ ボックス型ボディと万能性で日産の再起を狙う

引用:Carscoops

日産はブランドイメージ低迷を受け、小型SUV「エクステラ(Xterra)」を約10年ぶりに復活させる計画を進めている。北米日産幹部の発言から、プロジェクトは初期段階を超え、実質的に推進されている。新型は現代のライフスタイルやカーボンニュートラルを意識した環境配慮型SUVとして再定義される可能性が高い。

エクステラは1999〜2015年に販売され、フロンティア・ピックアップのプラットフォームをベースに高い実用性とオフロード性能を両立していた。今回もそのレガシーを現代的に再構築し、競争の激しい小型SUV市場で日産の存在感を示す狙いだ。

引用:Carscoops

ボックス型シルエットを継承

新型エクステラはボックス型シルエットを保持しつつ、最新の日産デザイン言語を取り入れる。2代目エクステラ、3代目パスファインダー、現行フロンティアの要素を融合し、フロントグリルは大きく力強く、バンパーにはオフロード向けガードも装備される可能性がある。

サイドやリアには頑丈なホイールアーチと縦型テールランプが配置され、ヘッドライトはシャープで洗練された印象。インテリアは耐久性と実用性を重視しつつ、最新のインフォテインメントや運転支援技術を搭載。都市型SUVとしての快適性と、従来の多用途性を両立する設計だ。

引用:Carscoops

環境対応型ハイブリッドで再出発

新型最大の注目はパワートレイン。従来の内燃機関に代わり、シリーズ型ハイブリッドが有力視される。日産アメリカスのクリスティアン・ムニエ会長によれば、EV航続距離112〜160km+ガソリン発電機の組み合わせで、合計約960km走行可能となる見込みだ。

この構成は、充電インフラが未整備な地域でも実用可能で、牽引力やオフロード性能も維持。生産計画やプラットフォームは未公開だが、北米市場での象徴性とSUV需要の高まりを背景に、日産再起の鍵となる可能性がある。発売は2025年末〜2026年初頭が予想される。

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