中免だって気軽に気ままに楽しめちゃうのが良いよね! 魅力満載の400cc以下 国産「クラシックバイク」3選


いま購入できる“中免で乗れちゃう”クラシック系3台の素顔

 中型二輪免許で乗れる国産クラシックは、気軽に走りを味わえるタイプのバイクとして昨今注目度が高いジャンルです。

 実は、現行モデルにもクラシック本来の鼓動感やシルエットのほか、電子制御や快適装備を押さえた3つのモデルがラインナップしているといいます。

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●ホンダ「GB350」

 GB350は、空冷・4ストローク・OHC・単気筒348ccの鼓動感と、水平基調のラインを強調した落ち着いたスタイリングが特徴的なバイクです。

ホンダ「GB350」

 タンクからシートへ流れる水平ラインに、前後ホイールとライダーの頭頂を結ぶ三角形シルエットを重ねることで、クラシックらしい安定感が表現されています。

 さらに、丸形ヘッドライトは照射特性が見直され、夜間の視認性に配慮。スモークレンズのテールランプやメッキの装飾リングなどを採用した、新意匠のメーターもレトロな雰囲気を高めます。

 また、エンジンは20ps/5500rpm、29Nm/3000rpm。メインシャフト同軸バランサーにより不快な振動が抑えられています。

 くわえて、アシスト&スリッパークラッチ、HSTC、エマージェンシーストップシグナル、ABSを備え、クラシックの姿と現代の安心感の両立を実現しました。

 価格は、パールホークスアイブルーの場合67万1000円、マットバリスティックブラックメタリック/クラシカルホワイトは64万9000円に設定されています。

 なお、スポーティな外装と足まわりを持つ「GB350 S」の場合、価格はヘビーグレーメタリック-Uが71万5000円、ベータシルバーメタリックが69万3000円です。

車検もいらない国産クラシックバイク2台

●ホンダ「レブル250」

 レブル250は、ロー&ファットのプロポーションでタフな印象を打ち出すクルーザーです。

ホンダ「レブル250」

 ナロースタイルのフレームにワイドな前後タイヤを合わせ、ヘッドライトは4眼インナーレンズ式LEDを採用。

 さらに、ポジションと快適性を高めるために、ハンドル形状とシートクッション材の見直し。これにより、690mmの低シート高、1490mmのホイールベースと合わせて扱いやすさを意識しています。

 水冷DOHC単気筒249ccは26ps/9500rpm、22Nm/6500rpmを発生し、低回転からトルクフルで素直に吹け上がるフィールです。

 また、クラッチ操作を自動制御する電子技術「Honda E-Clutch」がタイプ設定され、発進・変速・停止の場面で違和感の少ない制御を提供します。

 そのほか、アシスト&スリッパークラッチ、ABS、小型反転液晶メーターのギアポジション表示、エマージェンシーストップシグナルなどを装備。

 サスペンションはφ41mm正立フォークと窒素ガス封入のリヤダンパーで、路面追従性と安定性のバランスを狙っています。

 新車価格はレブル250が63万8000円、レブル250 E-Clutchが69万3000円、レブル250 S Edition E-Clutchが73万1500円に設定されています。

●カワサキ「W230」

 W230は、Wシリーズの伝統を軽二輪に落とし込んだレトロスポーツです。

カワサキ「W230」

 ティアドロップタンク、スチール製フェンダー、ワイヤースポークホイール、丸目灯火類など、普遍的な造形でまとめています。

 見やすい丸形のスピード/タコメーターには液晶表示を内蔵し、アナログの趣と実用性を両立。空冷SOHC単気筒232ccは、18ps/7000rpm、18Nm/5800rpmを発生し、鼓動感と軽快さを両立する設定のようです。

 これに6速リターンのトランスミッションを組み合わせ、クラシックな見た目に現代的な使い勝手を添えています。

 さらに、ABS装着が明記され、日常域の安心感も確保。745mmの低シートと143kgの軽量車体で、取り回しやすさに配慮されているといいます。

 なお、W230の新車価格は64万3500円です。また、2025年9月15日に登場したカラー&グラフィック変更後のモデルは66万5500円の設定となります。

※ ※ ※

 総じて、3モデルはいずれも現代の電子制御と足まわりによって、日常域の安心感と扱いやすさを担保しています。

 さらに、価格帯はおおむね60万円台後半が中心で、好みのポジションや外観、必要な電子装備の有無で選び分けやすい構成です。

 クラシックの美学と現代の実用を両立させた3つの現行国産クラシックバイクは、日常の足から週末ツーリングまで幅広く応えてくれます。

 扱いやすい出力と電子制御の安心感、そして所有満足を高める佇まいが共通項ですが、購入を検討する場合、まずはポジションや鼓動の出方を確かめ、価格と装備のバランスで最適解を探るのが近道といえます。

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